新聞紙で作られたエコバッグを見つめる来館者=出雲市大塚町、ゆめタウン出雲
新聞紙で作られたエコバッグを見つめる来館者=出雲市大塚町、ゆめタウン出雲

 【出雲】出雲市大塚町のゆめタウン出雲で10日、SDGs(持続可能な開発目標)に関する展示が始まった。新聞紙を活用したエコバッグや小中高生が描いたポスターが並び、重要性を伝えている。20日まで。

 新聞紙を再利用したバッグは山陰中央新報販売店の女性部組織「あやめの会」が製作。地域貢献事業の一環で10年以上は続けており、作品10点を展示。野菜を保存できるなど実用性が高いのが特徴で、作り方も合わせて紹介している。

 食品のフードロス削減につなげようと取り組んでいるイズミ(広島市)が2021年度に創業60周年を迎えたことを記念して企画。中国地方の小中高生が描いたフードロスに関するポスターや同社の取り組みも説明されている。

 食品次長の高野剛さん(35)は「一人でも多くのお客さまに取り組みを知ってもらい、家庭でできることをやってほしい」と話した。

 (藤原康平)