【浜田】浜田市の伝統工芸・長浜人形約100体が美又まちづくりセンター(浜田市金城町追原)で展示され、にぎやかな雰囲気が来館者を楽しませている。3月11日まで。
同センターは20年以上前から、ひな祭りの時期に合わせ、子どもの誕生を祝って贈られた長浜人形を展示し、角寿司(かくずし)や甘酒で桃の節句を祝う行事を開いてきた。
今年は新型コロナウイルス禍で展示のみとした。ひな人形やえびす大黒、天神様など、寄贈された長浜人形がずらりと並ぶ。住民の要望に応え、作品コーナーも設け、地元の風景を表現したちぎり絵や、ドライフラワーなどを展示している。
石田礼子センター長(70)は「家にこもりがちな時期に出掛けるきっかけになればいい」と話した。
開館時間は午前8時半~午後5時。土日曜、祝日は休館。
(青山和佳乃)