「ピーマン大作戦」PR動画の一場面
「ピーマン大作戦」PR動画の一場面

 野生のニホンザルによる農作物の被害を防ごうと、サルに食べられにくいピーマンの生産を促すPR動画が完成した。島根県川本町とJAしまね島根おおち地区本部が取り組む「ピーマン大作戦」の一環で、栽培の利点や出荷作業の支援策、料理レシピなどを楽しく紹介する内容。3月から町のケーブルテレビやホームページで公開し、生産者増を狙う。

 動画は15分間で、ピーマンのかぶり物をしたJA職員扮(ふん)するキャラクター「ピーマン次郎」が登場。生産者のインタビューを通じ、ピーマンはサル被害の心配がないことや、町営路線バスに収穫したピーマンを載せて集荷する町の貨客混載事業によって出荷作業の負担が軽減されることなどを伝える。ピーマンのかき揚げの材料や調理方法も収録した。

 21日は町内で試写会があり、町やJAの職員、出演した生産者が出来栄えを確認した。出演した町園芸組合の森脇淳宏組合長(74)は「良い動画を作ってもらった。町とJAに負けないよう生産者もピーマン大作戦を盛り上げたい」と話した。

 動画は町やJAなどでつくる協議会が地元の映像クリエーター木下陽介さんに依頼して制作した。
       (佐伯学)