【雲南】雲南圏域(雲南市、島根県奥出雲、飯南両町)の魅力を発信しようと、風景写真や観光パンフレットを集めた企画展が、雲南市木次町寺領のワイナリー奥出雲葡萄(ぶどう)園の地下ギャラリーで開かれ、四季折々の絶景など83点が来場者を楽しませている。28日まで。
フォトコンテストに寄せられた写真や、住民が撮影した日常風景が並ぶ。上空から撮った日本さくら名所100選の斐伊川堤防桜並木(雲南市木次町)や、道の駅・奥出雲おろちループ(奥出雲町八川)でJR木次線のトロッコ列車「奥出雲おろち号」に手を振る親子が目を引く。
飯南町で楽しめる森の癒やし効果を健康増進につなげる「森林セラピー」のパンフレットも置いた。
官民でつくるうんなん観光ネットワーク協議会が主催。事務局を務める雲南広域連合企画課の永田奈津美主任主事(31)は「普段は気付かないような地元の魅力を再発見してもらえたらうれしい」と話した。
(清山遼太)