家計の節約術と資産運用を学ぶ講座「得する女性のマネーカフェ」が5日、出雲市塩冶有原町2丁目の出雲市民会館であった。アクサ生命保険の大和成吉山陰支社長(49)が「目的を明確にして節約や資産形成を続けることが大切」と説いた。
大和支社長は資産を増やす方法として節約と投資の二つがあると前置きした上で、節約術はキャッシュレス決済によるポイント還元や、水道光熱費などの固定費を見直し、節電効果が高い家電への買い換えを提案した。
一方、投資については株を長期間保有する長期投資のほか、リスクを減らす分散投資、少額から始められる積立投資の三つの原則を守ることが大切だとした。
出雲市塩冶原町1丁目の会社員高橋優希さん(36)は「投資には怖いイメージがあったが、いろいろな方法があり、リスクを軽減できることを学べた」と振り返った。
アクサ生命保険が主催し、山陰中央新報社が企画運営した。46人が参加し、希望者に対しては講演後の個別相談にも応じた。
(井上雅子)