山陰地方の豊かな産品の生産者と都市部のバイヤーが顔を合わせる「山陰いいものマルシェマッチング商談会」が23日、松江市内であった。食品・小売業など山陰両県の30社が販路拡大を目指し、都市部のバイヤーに個別面談で売り込んだ。
そごう・西武や東急ハンズといった首都圏・関西圏に販路を持つ8商社などに参加事業者が商品の魅力や特徴をPR。バイヤー側も、都市部で受け入れられるための戦略を提案するなど、活発に意見が交わされた。
参加した、山本漆器店(松江市末次本町)は、月日を重ねるほどに漆が透明化し絵が浮かび上がる「八雲塗」の特殊技法で作られた、ぐいのみをアピール。東急ハンズ商品戦略部の泉徳之さん(64)は「今の若い人には経年変化を楽しむ層がいる。八雲塗は刺さるかもしれない」と興味を示した。
山本漆器店の山本一成代表取締役(56)は「これまで売り込みたかったが、つてがなかった。よい印象を残せていたらいい」と期待した。
商談会は、地域経済や観光の活性化につなげようと、中海・宍道湖・大山圏域の官民組織が連携した実行委員会が主催した。
(今井菜月)













