当選確実の報を受け、花束を受け取り笑顔を見せる広田一恭氏=27日午後9時0分、倉吉市上井町1丁目の事務所
当選確実の報を受け、花束を受け取り笑顔を見せる広田一恭氏=27日午後9時0分、倉吉市上井町1丁目の事務所

 任期満了に伴う倉吉市長選が27日投開票され、元鳥取県職員で無所属新人の広田一恭氏(63)=自民、立憲民主、公明推薦=が元県議で無所属新人の村田実氏(84)を大差で破り初当選した。新市長誕生は12年ぶり。引退する石田耕太郎市長と同様、元県職員にかじ取り役が託された。投票率は43・49%で、過去最低だった前回選を4・03ポイント上回った。

 広田氏は県中部総合事務所長時代に県中部地震からの復興に携わった実績をアピールし、新型コロナウイルス禍で沈んだ地域経済を回復させると強調。観光振興や子育て支援、過疎地域に指定された関金町地域の振興も説き支持を集めた。

 村田氏は県との連携強化による市政運営や少子高齢化対策、観光振興を訴え、2025年春に市内に開館予定の県立美術館と白壁土蔵群を結ぶ屋形船の運航も提唱したが及ばなかった。
当日有権者数は3万7957人(男1万7673人、女2万284人)。