益田市と広島市をつなぐ国道191号沿いにある、道の駅来夢(らいむ)とごうち(広島県安芸太田町)で27日、日本海の魚介類などを販売するマルシェがあった。イベント開始前から買い物客が行列する盛況で、魚は終了時刻を前に完売した。
マルシェには、海産物を扱う山根忠治商店(大田市仁摩町)と水産加工業のシーライフ(浜田市原井町)、広島三次ワイナリー(広島県三次市)が参加。
地元や広島市内から訪れた買い物客は、並んだアナゴやアンコウ、カレイの干物などを手に取り、揚げたてのカナガシラやイカのゲソなどを頬張った。
マルシェは道の駅の指定管理者・地域商社あきおおたが企画。日本海と瀬戸内海の中間にある立地を生かし、地域振興に貢献したい考えで、今後も毎月第4日曜日に開催する。
地域商社あきおおたの志賀俊介さん(37)は「定例のマルシェとして認知度を上げ、より多くの人に来ていただきたい」と話した。
(新藤正春)