「外交とは血の流れない戦争である」

 こう言ったのは中国の故毛沢東主席だ。逆に言えば、「戦争とは血の流れる外交」ともいえる。今、ウクライナでは現実に、何の罪もない一般の人たち、子供たちの血が流れ続けている。戦後80年近く無縁だと思ってきた日本人も、さすがに戦争を身近に感じ始めているのではないか...