島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根、鳥取両県が17日、それぞれ120人、97人が新型コロナウイルスに感染し、島根県の患者1人が亡くなったと発表した。いずれも16日確認分で、同県の死者は12人目。出雲市の事業所や米子市の医療機関など両県で計4件のクラスター(感染者集団)が見つかった。

 島根の居住地別は、松江市70人、出雲市35人、雲南市6人、益田市4人、隠岐の島町2人、江津市、安来市、県外各1人。

 クラスターは1件で、出雲市内の事業所で計7人の感染を確認した。

 鳥取県の保健所別は、鳥取市29人、米子57人、倉吉11人。

 クラスターは米子市内の医療機関7人と放課後児童クラブ10人、八頭町の県立八頭高校10人の3件。医療機関と放課後児童クラブは接触者の感染が把握できているとし、施設名は非公表。医療機関は運営を継続している。