松江水郷祭花火大会(8月6、7日予定)で検討されていた宍道湖岸の有料席について、官民でつくる松江水郷祭推進会議(会長・田部長右衛門松江商工会議所会頭)が、席数を当初の約2万席から2千~3千席に縮小する方向で検討していることが、19日分かった。湖岸を管理する国土交通省の敷地占用許可が出ない見通しのため。今夏はエリアを絞って実施し、段階的に2万席を目指す。
同会議は昨年12月の総会で、松江しんじ湖温泉周辺から袖師町までの湖岸に有料席を設置する方針を決定。過去最大の計2万発を打ち上げる花火の規模拡大と警備員の人件費高騰、新型コロナウイルス感染防止対策に伴う経費増大を見込んだ運営資金確保が目的だった。
田部会長によると、事前協議で国交省出雲河川事務所から「自由に...