インドの急激な経済成長について説明する外務省の秋山麻里国別開発協力第二課長=松江市千鳥町、ホテル一畑
インドの急激な経済成長について説明する外務省の秋山麻里国別開発協力第二課長=松江市千鳥町、ホテル一畑

 インドと山陰両県内の経済や文化交流に取り組む「山陰インド協会」(会長・松尾倫男山陰中央新報社社長、155企業・個人)の総会が13日、松江市内であった。インドから訪れる島根大大学院への留学生の滞在費支援や、松江市出身のインド哲学・仏教学の世界的権威、中村元氏(1912~99年)の功績を伝える中村元記念館(松江市八束町波入)の開館10周年記念事業など、本年度の事業計画を決めた。

 インド人留学生の支援では、インド南部・ケララ州のラジャギリ工業技術大大学院の学内選抜に合格した8人に、1人当たり3万円を支給。4~7月と10~2月に4人ずつ来日する予定で、ITなど専門分野や日本語を学び、松江市周辺の企業を訪問する。

 中村元記念館では、島根ゆかりの写真家の故並河萬里氏がインドやスリランカの歴史的遺産を撮影した作品などの写真展を、9月に開く。

 総会には61人が出席。外務省の秋山麻里国別開発協力第二課長を招いた勉強会もあった。秋山氏はインドの急速な経済成長や、政府開発援助(ODA)によるインフラ整備などを通じて良好な日本との関係を説明した。 (井上雅子)