下森博之町長(右)から記念品の目録と花束を受け取る小嶋朋子さん=島根県津和野町後田、津和野町日本遺産センター
下森博之町長(右)から記念品の目録と花束を受け取る小嶋朋子さん=島根県津和野町後田、津和野町日本遺産センター

 島根県津和野町の日本遺産「津和野今昔~百景図を歩く」の情報発信拠点である町日本遺産センター(後田)の入館者が21日、開館から6年7カ月で10万人に達し、節目の来場者に記念品が贈られた。

 センターは2015年4月の認定を受け、町が同年10月に開いた。津和野藩の絵師だった栗本格斎が幕末の津和野の風景や鷺舞(さぎまい)神事を描いた「津和野百景図」の複製を展示し、現在の風景や鷺舞の映像などを流している。

 10万人目は、初めて訪れたという東京都三鷹市の会社員小嶋朋子さん(36)。下森博之町長から、町が整備した宿泊体験施設「町家(まちや)ステイ」の宿泊券と花束を受け取った小嶋さんは「町出身の森鷗外と画家の安野光雅に興味があり、日帰りで訪れた。山あいの落ち着いた町という印象。宿泊券を利用し、次は泊まりで訪れたい」と喜んだ。

 「津和野今昔~」は昨年7月、認定継続が文化庁の再審査対象となり、今年1月に継続が決まった。
  (中山竜一)