【松江】松江市八雲町日吉の日吉親水公園で「八雲ゆう游(ゆう)こいのぼり」が掲げられ、色鮮やかなこいのぼりが風を受け元気な姿を見せている。掲揚は6月11日まで。
八雲町の名物行事だったこいのぼり祭りが担い手の高齢化で一時途絶えた。町内出身者でつくる町おこし団体「八雲ゆう人会」(石原泰仁会長、15人)が引き継ぎ、2015年から開催する。
新型コロナウイルス禍により中止した年もあったが、今年は町の中心を流れる意宇川に60メートルのワイヤを3本張り、町内外から寄贈された2~5メートルのこいのぼり130匹を泳がせた。公園内では写真を撮ったり、川遊びをしたりする家族連れの姿が見られた。
29日は午前10時から、公園内で地元の新鮮野菜や特産品を販売する「やくも輪の市」を開く。
石原会長は「コロナ禍が続く中、ゆったりと泳ぐこいのぼりを見てたくさんの人に元気になってもらいたい」と話した。(中島諒)












