色鮮やかな傘で天井を彩る「縁雫(えにしずく)アンブレラスカイ」が1日、松江市殿町のカラコロ工房で始まった。国際情勢の悪化や新型コロナウイルスの影響が広がる中、一日も早い穏やかな日々を願い「SMILE(笑顔)&PEACE(平和)」をテーマにした傘アートが、来場者を楽しませている。7月末まで。
松江観光協会が2018年から毎年、梅雨時期に企画。ガーデンテラスの天井に4色216本のビニール傘をつるし、三つのスマイルマークを表現した。
傘アートが梅雨時期に晴れやかな気分を演出し、家族連れや観光客らが写真撮影。安来市切川町の秦旦美(つとみ)さん(63)は「この時期の癒やし」と笑顔を見せた。開場時間は午前9時半~午後6時半。期間中は松江歴史館、宍道湖観光遊覧船、複合ショップ「space濠々」で雨の日限定特典を用意している。
(片山大輔)