【大山】鳥取県大山町産イノシシ肉を使ったジビエ給食が14日、町内の小中学校と保育所で振る舞われ、子どもたちは地元の食材を楽しんだ。
小中学校7校でつみれ汁、保育所6カ所でハンバーグが提供された。中山みどりの森保育園では101人の子どもたちが「おいしい」と言い合いながら、味わった。高見耕生ちゃん(6)は「またおうちで食べたい」と笑顔で話した。
24日には保育所、28日には小中学校で、イノシシ肉を使ったカレーも振る舞われる。
町では鳥獣被害の防止と消費拡大を目指して2019年度にジビエ給食が始まった。今年は町内の猟友会有志でつくる大山ジビエ振興会が100キロのイノシシ肉を寄贈した。
(坂本彩子)