ソフトバンクの和田毅投手が日米通算150勝を達成した19日、浜田高校時代の恩師やチームメートらは「想像を超える活躍だ」「誇らしい」と大きな節目を刻んだ活躍をたたえた。
1980年度生まれの「松坂世代」で最後の現役選手。41歳の今季も自己最速の149キロを出すなど進化を続ける。浜田高時代の恩師で、島根中央高野球部の新田均監督(65)は試合後に電話で祝福した。「体力的には落ちているが自己最速を出している。しっかりとゲームをつくっている」と評価。「けがなく、まだまだ私たちを楽しませてほしい」と話した。
【当時の紙面で振り返る】日米通算150勝 ソフトバンクホークス 和田毅投手の歩み
楽天との首位攻防戦で6回を投げて1安打、8奪三振で1失点と好投。和田投手とともに甲子園の土を踏んだ小松原研さん(42)=浜田高軟式野球部顧問=は携帯電話の速報で達成を知った。「同級生として誇りに思う。あくまでも通過点として、体が続く限り200勝目指して頑張ってほしい」と期待した。
和田投手の弟で、島根中央高野球部の和田誉司コーチ(38)は「すごいの一言に尽きる。けがには気をつけて、今の投球スタイルのまま直球にはこだわり続けてほしい」と願った。