ヒマワリの壁飾りを手に記念撮影する大社高校JRC部の部員と病院関係者=出雲市姫原4丁目、島根県立中央病院
ヒマワリの壁飾りを手に記念撮影する大社高校JRC部の部員と病院関係者=出雲市姫原4丁目、島根県立中央病院

 【出雲】医療従事者への感謝の気持ちを伝えようと、大社高校JRC(青少年赤十字)部が22日、出雲市姫原4丁目の島根県立中央病院に色紙を貼り合わせて作ったヒマワリの壁飾りを贈った。

 壁飾りは縦1・1メートル、横2・4メートル。部員8人で5月下旬に制作を始め、今月中旬に完成した。ヒマワリの花言葉は「情熱」や「憧れ」。新型コロナウイルス対応の最前線に立ち、けがや病気の患者を支える医療従事者にふさわしい花と考えたという。

 黄色やオレンジの折り紙を切り貼りして作ったヒマワリには家族や友達約60人が寄せた医療従事者へのメッセージが書かれている。

 病院であった贈呈式には部員5人が参加。3年の朝木菜々子さん(17)が「ヒマワリは太陽の方を向く花。コロナ禍だが、明るい未来に向かうといいなと願いを込めた」とあいさつ。伊藤千加子副病院長は「医療従事者を応援しようという若い皆さんの思いが励みになる」と感謝した。

 壁飾りは1階の外来ホールに展示する。(平井優香)