白熱した取組を繰り広げる園児=出雲市大社町北荒木、カミアリーナ
白熱した取組を繰り広げる園児=出雲市大社町北荒木、カミアリーナ

 【出雲】社会福祉法人浜山福祉会(出雲市浜町)が運営する3保育園の「ちびっこ大相撲大会夏場所」が24日、出雲市大社町北荒木のカミアリーナであった。園児が日頃の稽古の成果を披露した。

 浜山保育園、浜山あおい保育園、浜山あまつひ保育園の年長組52人の園児が出場し、団体戦とトーナメントの個人戦(中量級、重量級)で競った。

 家族と一緒に考えたしこ名を体操服につけた園児は応援を受け、白熱した取組を繰り広げた。

 勝ち進んで自信をつける子や負けて涙を流す子もいたが、友達やほかの保育園の子が闘っている時は「がんばれー」と一生懸命声援を送った。

 中量級で金メダルを取った浜山あおい保育園の「條(え)真(ま)乃(の)星(ほし)」こと福間條真ちゃん(5)は「家でも練習した。勝ててうれしい。お父さんとお母さんにありがとうって言いたい」と話した。

 3保育園では心身の鍛錬と礼儀を学ぶため週に1回相撲教室を開いている。

 (佐野翔一)