塵輪を披露する佐野子供神楽社中の子どもたち=浜田市港町、原井小学校
塵輪を披露する佐野子供神楽社中の子どもたち=浜田市港町、原井小学校

 【浜田】石見神楽に取り組む子どもたちが出演する「いわみ子供神楽フェスタ」が26日、浜田市港町の原井小学校であり、八つの社中・団体が、延べ200人の来場者を前に力強い舞を披露した。

 5歳から高校3年生が出演。上府子供神楽団は舞の基本とされる儀式舞の「塩祓(しおはらい)」を、石見神楽長澤社中は衣装の早変わりや激しい刀での立会が見どころの「天神」をはつらつとした動きで演じた。

 「塵輪(じんりん)」を上演した佐野子供神楽社中は、翼を持ち黒雲に乗って飛び回る悪鬼(あっき)や、弓と矢で立ち向かう仲哀(ちゅうあい)天皇を迫力満点に演舞。8の字を描くように舞手同士が舞台を交差する練習を重ねた、仲哀天皇役の美浦正義君(9)は、「練習の成果が出せて良かった」と汗を拭った。

 フェスタは市内の神楽団体でつくる「どんちっちサポートIWAMI」が主催し、25回目。半場徳一会長(53)は「子どもたちの姿に感動した。石見神楽を継承するために長く続けたい」と話した。

 石見ケーブルビジョンが収録した映像を8月中旬に放映する予定。

     (青山和佳乃)