恐竜の全身骨格標本や貴重な化石を展示する特別企画展「恐竜の世界へ行ってみた」が大田市三瓶町の島根県立三瓶自然館サヒメルで始まった。恐竜は子どもたちに人気があり、家族連れが迫力満点の標本に見入り、恐竜の生きた時代に思いを巡らせている。企画展の様子を写真で紹介する。


会場には約130点が並び、ひときわ目を引くのが、3本の角と大きなえり飾りが特徴のトリケラトプス(全長6・4メートル)、アウカサウルス(同5・6メートル)など全身骨格標本の4体。骨格標本だが、今にも動き出しそうな雰囲気があり、迫力満点。人間よりはるかに大きな恐竜が生き、滅びた時代について考えるきっかけになりそう。


中国地方で唯一、山口県下関市で発見されたイグアノドンの仲間の貴重な足跡化石も展示されている。


この夏は、恐竜の人気映画「ジュラシッ・ワールド」の新作が全国の映画館で上映され、恐竜が話題になりそうだ。
企画展は、サヒメル、しまね自然と環境財団が主催し、山陰中央新報社が共催。入館料は大人1200円、小中高生200円。7月19日と9月の毎週火曜日は休館。9月25日まで。