突然古典の話からですが、源氏物語の「薄雲」の中に「やうやう御齢(とし)足りおはしまして 何事もわきまへさせたまうべき時にいたりて…」とあります。この「わきまえる」という、場に応じて道理(ことわり)にかなった判断、行為ができるように...