島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が３１日、９２１人、６４７人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者は３０日確認分。島根で８件、鳥取で３件のクラスター（感染者集団）が発生した。感染者の死亡は島根１人、鳥取２人。
島根県の居住地別の内訳は松江市２２６人、出雲市１８５人、益田市１１８人、大田市７０人、浜田市６３人、安来市５４人、雲南市４９人、邑南町３７人、津和野町１６人、江津市と隠岐の島町各１４人、美郷町と吉賀町各５人、川本町と西ノ島町各３人、奥出雲町と海士町各２人、飯南町１人、県外３人、調査中５１人。
クラスターは松江市内の保育施設２カ所で６人と７人、益田保健所管内（益田市、鹿足郡）の高齢者福祉施設２カ所で２３人と５人、医療機関で１９人、県央保健所管内（大田市、邑智郡）の事業所で５人、障害者福祉施設で１１人、高齢者福祉施設で５人の感染がそれぞれ確認された。県内の累計は５７２件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は米子２８９人、鳥取市２５９人、倉吉９９人。
クラスターは米子市の高齢者福祉施設で１３人、琴浦町教育委員会事務局で１２人、境港市の第８管区海上保安本部美保航空基地で１１人が感染し、累計は３８１件。感染判明を受け、境港市の余子小と外江小で休校や学級閉鎖とした。
累計感染者数は島根が２人取り下げ７万２８８人、鳥取は１人の取り下げがあり５万４１３５人。累計死者数は島根８０人、鳥取５６人となった。３１日午前０時時点の確保病床使用率は島根（３７１床）３４・０％、鳥取（３５０床）４６・９％。宿泊療養は島根３１人、鳥取１３６人、自宅療養は島根６２１３人、鳥取６５７８人。重症者は島根２人、鳥取３人。
（清山遼太、藤井俊行）
