出雲市社会福祉協議会の渡部英二会長(右)に食料品を手渡す、報雲会の勝部径司会長=雲市今市町、市社会福祉センター
出雲市社会福祉協議会の渡部英二会長(右)に食料品を手渡す、報雲会の勝部径司会長=雲市今市町、市社会福祉センター

 新型コロナウイルス禍で困窮する世帯を支えようと、旧出雲市内の山陰中央新報販売店でつくる「報雲会」(勝部径司会長)が6日、出雲市社会福祉協議会に食品を贈った。寄付された食料品を支援が必要な人に無料で渡す、フードドライブや困窮者支援に充てる。

 市今市町の市社会福祉センターで、勝部会長が「困っている人に広く届けていただきたい」とコメや缶詰、レトルト食品などを手渡し、市社協の渡部英二会長は「継続して寄付していただき、ありがたい」と感謝した。

 食料品は社協が自立相談支援対象の世帯に配り、保存食は12月のフードドライブに充てる。

 報雲会は5月から旧市内15販売店に回収ボックスを設置して協力を呼びかけており、社協への寄贈は今回で3回目。食品の寄付受け付けは平日の午前10時から午後5時まで。

 (佐野翔一)