鉄で制作された恐竜化石模型=島根県奥出雲町佐白、奥出雲多根自然博物館
鉄で制作された恐竜化石模型=島根県奥出雲町佐白、奥出雲多根自然博物館

 【奥出雲】島根県奥出雲町佐白の奥出雲多根自然博物館で、鉄で制作した恐竜化石模型を紹介する企画展が開かれている。「恐竜の化石と言えば石」のイメージを覆す迫力ある5点が、来場者を楽しませている。5月9日まで。6日は休館。

 模型は、鉄の造形などを手掛けるアイゼンファシル社(岡山県倉敷市)が作成。日本古来のたたら製鉄を営む奥出雲町にある同館が、恐竜を中心に古生物の展示に力を入れていることに伴い、作品を借りて展示している。

 会場では、全長1・8メートルもあり、足や尻尾の先端部分まで細かく作り込まれたプロトケラトプス、ジュラ紀を代表する肉食恐竜で、鋭い爪や歯が特徴的なアロサウルスが目を引く。模型に懐中電灯で光を当て、背後の壁に今にも動きだしそうな影を映して楽しむ仕掛けも用意されている。

 菅田康彦副館長(54)は「他ではめったに見られない鉄の恐竜を見に来ていただきたい」と呼び掛けた。

 入館料は、一般500円、高校大学生300円、小中学生200円、小学生未満は無料。こどもの日(5月5日)は小中学生が無料となる。 (清山遼太)