島根県と鳥取県が25日、それぞれ338人、245人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。24日確認分。クラスター(感染者集団)が島根で2件、鳥取で4件発生した。鳥取で1人が死亡し、累計死者数72人となった。
島根県の居住地別の内訳は出雲市121人、松江市79人、益田市40人、浜田市29人、大田市23人、安来市18人、江津市11人、邑南町、津和野町、吉賀町各3人、美郷町、海士町各2人、隠岐の島町、雲南市1人、調査中2人。
クラスターの感染者は出雲保健所管内の市立小学校8人、高齢者福祉施設7人。県内のクラスター発生は累計633件。出雲市立小学校は関係者8人が感染し、一部学級を臨時休校としている。
鳥取県の保健所管内の内訳は鳥取市137人、米子70人、倉吉38人。クラスターの感染者は倉吉市の高齢者福祉施設2カ所がそれぞれ22人、9人、鳥取市の高齢者福祉施設19人、八頭郡の社会福祉施設15人。県内のクラスター発生は累計426件となった。
累計感染者数は島根8万1355人、鳥取6万1904人。確保病床使用率は島根(371床)が16・4%、鳥取(351床)は24・2%。宿泊療養は島根11人、鳥取19人。自宅療養は島根1761人、鳥取は全数把握していない。鳥取で重症者が1人いる。
(宍道香穂)