島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が４日、それぞれ３１９人、２４９人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。３日確認分。鳥取で入院中の９０代の感染者が死亡し、県内の死者数は累計７８人になった。クラスター（感染者集団）が島根で４件、鳥取で２件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県の保健所管内別の内訳は出雲１０４人、松江９６人、県央４９人、浜田２７人、益田２６人、雲南１４人、隠岐３人。
クラスターは出雲市立小学校１校２件で計１３人（８人、５人）、県央保健所管内の障害者福祉施設１９人、益田保健所管内の高齢者福祉施設５人。累計６４７件。
関係者の感染確認を受けて４日から５日まで松江市立小学校２校が学級閉鎖、１校が学年閉鎖、安来市立保育施設１施設が休園。出雲市立小学校は４日から当面、一部学級閉鎖とした。
鳥取県の新規感染者は９月３０日確認分以来、３日ぶりに１００人を超えた。保健所管内別の内訳は鳥取市１４５人、米子６６人、倉吉３８人。クラスターは米子西高１１人、鳥取市の社会福祉施設９人。累計４４２件。鳥取市の浜村保育園が関係者の感染確認を受けて休園した。
累計感染者数は島根８万３３２２人、鳥取６万３４４４人。確保病床使用率は島根（３７１床）が１３・７％、鳥取（３５１床）は１４・５％。宿泊療養は島根１０人、鳥取１７人。重症者は島根１人、鳥取はいない。
（青山和佳乃、藤井俊行）
