島根県と鳥取県が19日、それぞれ309人、260人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。18日確認分。クラスター(感染者集団)が島根で2件、鳥取で1件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県の保健所管内別の内訳は出雲80人、浜田65人、益田52人、松江47人、雲南31人、県央28人、隠岐6人。クラスターは出雲市内の児童福祉施設9人、浜田保健所管内の医療機関13人で、県内の累計は666件となった。
関係者の感染確認のため松江市立小学校1校が20日まで部分休校。雲南市立小学校1校の1学年が20~24日、学年閉鎖となる。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市129人、米子108人、倉吉23人。クラスターは鳥取市の事業所9人で、県内の累計463件。関係者の感染を受けて鳥取市の南中学校で19日、学級閉鎖があった。
累計感染者数は島根8万6642人、鳥取6万6062人。確保病床の使用率は島根(371床)が7・8%、鳥取(351床)は14・5%宿泊療養は島根5人、鳥取12人。両県とも重症者はいない。
(佐々木一全、藤井俊行)