島根県と鳥取県が21日、それぞれ209人、231人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。20日確認分。鳥取で60代の感染者1人がコロナ以外の疾患で死亡し、感染者の累計死者数が85人となった。鳥取では2件のクラスター(感染者集団)が発生した。

 保健所管内別の内訳は島根県が浜田50人、松江48人、出雲と益田各42人、雲南14人、県央10人、隠岐3人。鳥取県は鳥取市128人、米子75人、倉吉28人。

 鳥取のクラスターは米子市の2事業所でそれぞれ10人、6人が感染。県内の累計は467件となった。

 関係者の感染確認を受けて鳥取中央育英高校が学級閉鎖、鳥取市の保育施設1カ所が一部休園となった。

 累計感染者数は島根8万7077人、鳥取6万6457人。確保病床使用率は島根(371床)が7・0%、鳥取(351床)は14・2%。宿泊療養は島根4人、鳥取18人。両県とも重症者はいない。

 (清山遼太、福間崇広)