全国高校駅伝出場を懸けた男子第73回、女子第37回島根県高校駅伝競走大会が29日、出雲市の県立浜山公園陸上競技場を発着する男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロのコースで行われ、平田が3年連続の男女アベック優勝を果たした。男子は2時間14分25秒で3年連続3度目、女子は1時間14分14秒で12年連続13度目の頂点に立った。
男子は7区間全て区間賞を独占し、力の差を見せた。1区から1位をキープした女子は3区で大きく抜け出した。
平田の男女は12月25日に京都市である全国大会に出場する。参加した男女各校は11月20日に境港市である中国大会に出場する。 (景山達登)
(午前10時半現在の気象状況、晴れ、気温17・5度、湿度54%、北東の風3・0メートル)
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平田は全区間で区間賞を獲得し、2位に8分19秒の大差をつける盤石のレースで3連覇を果たした。けがで主力選手が欠場する中での快走に多久和政徳コーチは「今年の全国大会は期待ができる」と大きな手応えを感じていた。
チームに勢いをもたらした1区を走ったエースの田原匠真。...