島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が３１日、それぞれ１６７人、１５５人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。３０日確認分。クラスター（感染者集団）が島根で１件、鳥取で３件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県の保健所管内別の内訳は県央５３人、松江４７人、出雲３３人、浜田２２人、雲南９人、益田２人、隠岐１人。クラスターは県央保健所管内の学校８人で、県内の累計６９１件。
関係者の感染確認を受けて松江市立小学校１校が３１日に学級閉鎖となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市７５人、倉吉４８人、米子３２人。クラスターは米子保健所管内の高齢者福祉施設２８人、北栄町の北条小学校１１人、琴浦町のふなのえこども園５人で、累計は４８２件となった。
関係者の感染で鳥取市の保育施設が１１月２日まで休園となった。
累計感染者数は島根８万９５０８人、鳥取６万８６３９人。確保病床使用率は島根（３７１床）が１０・０％、鳥取（３５１床）は１６・０％。宿泊療養は島根１２人、鳥取１４人。重症者は両県ともいない。
（清山遼太、藤井俊行）
