島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が１日、５２４人、３０３人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。１０月３１日確認分。島根で１日当たりの新規感染者が５００人を超えたのは９月２０日確認分以来４１日ぶり。島根で６件、鳥取で１件、クラスター（感染者集団）が発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県の保健所管内別の内訳は、出雲１８４人、松江１５４人、益田７１人、県央６２人、浜田２３人、雲南２１人、隠岐９人。クラスターは松江市の障害者福祉施設で８人、県央保健所管内の児童福祉施設で５人、障害者福祉施設で７人、医療機関で６人、出雲市の児童福祉施設２カ所で３２人と７人が感染した。クラスターの累計は６９７件。関係者の感染を受け、出雲市立小１校と雲南市立中１校が一部学級閉鎖となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市１４０人、倉吉９１人、米子７２人。クラスターは米子市の高齢者福祉施設で９人が感染し、累計は４８３件となった。関係者の感染を受け、鳥取市の日進小、南中が学級閉鎖となり、鳥取市の保育施設で一部クラスを閉鎖した。
累計感染者数は島根９万００３２人、鳥取６万８９４２人。確保病床使用率は島根（３７１床）１１・３％、鳥取（３５１床）１８・５％。宿泊療養は島根１３人、鳥取１２人。重症者は島根１人、鳥取はいない。
（青山和佳乃、藤井俊行）
