島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が４日、１７５人、１７７人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。３日確認分。島根で１件、鳥取で２件のクラスター（感染者集団）が発生した。鳥取では入院中だった８０代の感染者１人が死亡し、同県の累計死者数は８６人となった。
島根県の保健所管内別の内訳は、松江５２人、出雲４８人、浜田２９人、益田２２人、県央１５人、雲南８人、隠岐１人。新たにクラスターが発生した県央保健所管内の高齢者福祉施設では５人が感染し、クラスターの累計は７０４件となった。関係者の感染確認に伴い、出雲市立小１校が一部学級閉鎖し、大田市立保育所１カ所が休園となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市９９人、米子４８人、倉吉３０人。クラスターは倉吉市の医療機関で３３人、琴浦町の赤碕中で９人が感染し、累計は４８９件となった。
累計感染者数は島根９万１０４８人、鳥取６万９９１１人。確保病床使用率は島根（３７１床）１５・１％、鳥取（３５１床）１８・８％。宿泊療養は島根１３人、鳥取１２人。重症者は島根１人、鳥取はいない。
