島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が13日、417人、334人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。12日確認分。島根では3件のクラスター(感染者集団)が発生したほか、感染者1人の死亡が確認され、県内の累計死者数は102人となった。

 島根県の保健所管内別内訳は、松江118人、出雲117人、浜田64人、県央45人、益田40人、雲南21人、隠岐12人。クラスターは県央保健所管内の高齢者福祉施設で6人、隠岐保健所管内の児童福祉施設で7人、松江保健所管内の医療機関で15人、累計は727件となった。

 安来市内の病院では12日、発熱した入院患者にPCR検査を実施した結果、入院患者21人の感染が判明し、関連で職員20人の感染も確認。当面、新規入院患者の受け入れをやめる。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市158人、倉吉90人、米子86人。クラスターは鳥取市立浜坂小学校で18人と鳥取市立富桑小学校で17人、琴浦町立赤碕小学校で8人、日野郡の高齢者施設で22人、西伯郡の高齢者施設で6人。累計は508件となった。

 関係者の感染確認で鳥取市の小学校2カ所は一部のクラスを閉鎖した。琴浦町の小学校は11日から一部のクラスを閉鎖している。

 累計感染者数は島根9万5528人、鳥取は7万3144人。確保病床使用率は島根(371床)21・8%、鳥取(351床)23・6%。宿泊療養は島根9人、鳥取13人。重症者数は島根1人、鳥取はいない。