島根県と鳥取県が１２日、５８３人、３４６人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。１１日確認分。島根で３件のクラスター（感染者集団）が発生したほか、感染者１人の死亡が確認され、県内の累計死者数は１０１人となった。鳥取では７０代の感染者１人がコロナで、９０代の感染者１人がコロナ以外の疾患で死亡し、累計死者数は９１人となった。

　島根県の保健所管内別内訳は、松江１８９人、出雲１６３人、益田６７人、県央５７人、浜田５６人、雲南４０人、隠岐１１人。クラスターは益田保健所管内の医療機関で５人、児童福祉施設で１１人、浜田保健所管内の医療機関で１０人が感染し、累計は７２４件となった。

　鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市と米子で各１２３人、倉吉１００人。

　鳥取県は公表済みの感染者を１人取り下げた。累計感染者数は島根９万５１１１人、鳥取７万２８１０人。確保病床使用率は島根（３７１床）２２・６％、鳥取（３５１床）２１・１％。宿泊療養は島根９人、鳥取１２人。重症者は島根１人で鳥取は０人。

　　（中島諒）