島根県と鳥取県が19日、620人、460人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。18日確認分。島根で感染者2人が死亡した。鳥取では20代感染者1人がコロナで、60代感染者がコロナ以外の疾患で死亡。累計死者数は島根110人、鳥取99人となった。クラスター(感染者集団)は島根で6件、鳥取で4件発生した。
島根県で診断した医療機関の所在地別の内訳は出雲市231人、松江市166人、浜田市54人、益田市39人、大田市と安来市各31人、雲南市23人、江津市11人、奥出雲町と邑南町各9人、吉賀町7人、飯南町と津和野町、海士町、隠岐の島町各2人、西ノ島町1人。
新たなクラスターは雲南保健所管内の児童福祉施設で9人、学校で5人、出雲市の児童福祉施設2カ所で各6人、益田保健所管内の児童福祉施設2カ所でそれぞれ5人と8人の感染を確。県内のクラスターは累計748件となった。
鳥取県の新規感染者は、保健所管内別の内訳で鳥取市201人、米子140人、倉吉119人。
新たなクラスターは鳥取市の高齢者福祉施設2カ所でそれぞれ11人と18人、米子市の保育所で6人、境港市の保育所で5人の感染を確認。県内累計534件となった。
累計感染者数は島根9万9023人、鳥取7万5615人となった。確保病床使用率は島根(387床)が20・4%、鳥取(351床)は24・5%。宿泊療養は島根10人、鳥取38人。重症者は島根2人で、鳥取はいない。