エステサロンを経営する(株)叶(松江市殿町、作野路代社長)が、神事や仏事に使用するイネ科の多年草「マコモ」を使用した漢方茶を開発した。口当たりが良く深みのある味わいが特徴で、在庫がなくなり次第、販売を終了する。
収穫時期が短く、生産量も限られるマコモは「神が宿る草」と呼ばれ、出雲大社本殿のしめ縄にも用いられる。商品は、薬局を運営する(株)トラスト(松江市西川津町、郡山信宏社長)と共同で製造し、奥出雲地域で栽培したマコモの風味にこだわった、初心者でも飲みやすい仕上がりとなっている。
税込み6800円(1袋380グラム)で、賞味期限は1年間。数量限定で叶の販売サイトで取り扱う。作野社長は「忙しい日々を送る方の健康を取り戻したいとの思いから生まれた自信作で、香りと味を楽しみながら漢方茶を身近に感じてもらいたい」と話した。