島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が２８日、２４２人、２５５人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。２７日確認分。島根で感染者２人が死亡し、累計死者数１２４人となった。クラスター（感染者集団）が島根、鳥取で新たに１件ずつ発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市７９人、松江市６７人、浜田４７人、雲南市１８人、江津市１４人、隠岐の島町６人、飯南町５人、大田市３人、益田市２人、邑南町１人。新たなクラスターは雲南保健所管内の児童福祉施設１３人で、県内のクラスター発生は累計７７９件。
関係者の感染確認で松江市立中学校２校が２９日まで学級閉鎖。大田市立保育所１カ所が２９日から１２月１日まで部分休園となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市１２５人、米子７１人、倉吉５９人。クラスターは鳥取市の高齢者福祉施設５人で、県内では累計５５２件となった。
累計感染者数は、公表済みの１人を取り下げた島根が１０万４１４３人、鳥取は７万９９８６人。確保病床使用率は島根（３８７床）が２１・４％、鳥取（３５１床）は３９・３％。宿泊療養は島根１１人、鳥取２５人。重症者は島根３人で、鳥取はいない。
（青山和佳乃、藤井俊行）
