島根県と鳥取県が9日、777人、896人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。8日確認分。クラスター(感染者集団)は両県で各4件発生した。両県で感染者各1人が死亡し、累計死者数は島根133人、鳥取121人。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市265人、出雲市211人、益田市60人、浜田市54人、安来市44人、大田市42人、江津市37人、雲南市32人、奥出雲町16人、吉賀町7人、邑南町5人、津和野町2人、飯南町と隠岐の島町各1人。
クラスターが発生した出雲市内の高齢者福祉施設で9人、児童福祉施設2カ所で13人と10人、松江市内の高齢者福祉施設で10人が感染。累計は825件。
関係者の感染で、出雲市立小1校が一部学級閉鎖となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、米子397人、鳥取市354人、倉吉145人。
関係者の感染で、鳥取市の白兎養護学校、鳥取商業高校、浜坂小が学級閉鎖。
クラスターは、西伯郡の高齢者福祉施設で20人、米子市の南保育園で13人、鳥取市の医療機関で11人、倉吉市の事業所で6人が感染した。累計は609件。
累計感染者数は島根11万2142人、鳥取8万7903人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計364床)52・7%、鳥取(351床)47・0%。宿泊療養は島根10人、鳥取28人。重症者は島根、鳥取ともいない。
(清山遼太、岸本久瑠人)