感想戦で対局を振り返る里見香奈女流王座=東京都渋谷区、将棋会館
感想戦で対局を振り返る里見香奈女流王座=東京都渋谷区、将棋会館

 将棋の第12期女流王座戦5番勝負第4局が20日、東京都渋谷区の将棋会館であり、防衛に王手をかけた出雲市出身の里見香奈女流王座(30)=女流五冠=は、挑戦者の加藤桃子女流三段(27)に109手で敗れた。対戦成績が2勝2敗で並び、決着は最終第5局に持ち越し。23日に将棋会館で指される。

 後手の里見女流王座は中飛車で美濃囲い、加藤女流三段は居飛車で穴熊に構えた。加藤女流三段の積極的な攻めが奏功。里見女流王将は何度も切り返しを試みたが形勢は好転しなかった。

 立会人の野月浩貴八段は「相手のペースに押し切られ、里見さんらしさが出せなかった」と語った。

 里見女流王座は途中、駒損が発生して形勢を悪くしたと振り返り「攻め方が良くなかった」と語った。
      (坂上晴香)