シュートアウト戦の末優勝を決め、一斉に駆け出す横田の選手たち=岐阜県各務ヶ原市、川崎重工ホッケースタジアム
シュートアウト戦の末優勝を決め、一斉に駆け出す横田の選手たち=岐阜県各務ヶ原市、川崎重工ホッケースタジアム

 第54回全国高校選抜ホッケー大会最終日は28日、岐阜県各務原市の川崎重工ホッケースタジアムで男女の準決勝と決勝があった。男子の横田はシュートアウト(SO)戦の末、丹生(にゅう)(福井)を破って優勝を果たし、四国総体、栃木国体と合わせて高校3冠を達成した。

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 横田男子の高校3冠達成は2008年以来14年ぶり。全国選抜大会の優勝は8年ぶり7度目となった。

 準決勝で八頭に5-0で快勝した横田は、決勝では堅い守備で丹生に得点を許さなかったが、再三あった好機でシュートを決め切ることができず0-0でSO戦へ。SO戦では、1人目のMF佐伯昂大をはじめ5人全員がシュートを決め、栄冠を手にした。

  (小林竜大)