サッカーの全国高校選手権第2日は29日、NACK5スタジアム大宮などで1回戦の15試合が行われた。立正大淞南は日本文理(新潟)に1-2で敗れ、米子北は松本国際(長野)を2-1で下した。夏の全国高校総体を制した前橋育英(群馬)は日章学園(宮崎)に2―1で逆転勝ちして2回戦に進んだ。
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立正大淞南は試合開始直後に先制ゴールを決められた。後半17分にFW香西銀二郎のシュートで追い付いたが、同34分に勝ち越し点を許し、逃げ切られた。
米子北は前半のロスタイムにMF上原颯太の豪快なシュートで先制。後半は同点とされた直後に素早いパス回しからMF中井唯斗が勝ち越し弾を決めた。
12大会ぶりに出場した国見(長崎)は北海(北海道)をPK戦で下した。日大藤沢(神奈川)は大型FW森重の2得点で西原(沖縄)を2―0で退けた。
2連覇を目指す青森山田や、前回大会準優勝の大津(熊本)は31日の2回戦から登場。米子北は同日、日大藤沢と対戦する。
▽1回戦
日本文理 21-01立正大淞南
(新潟) 1-1
▽得点者【日】杉本晴生2【立】香西銀二郎
▽交代【日】岩橋(高橋迅)大塚(山田)小熊(高橋葵)赤阪(小林倫)大島(石沢)【立】香西(多田)進(桃井)久島(イゴル・ヤン)山田(野田)今野(松本)
■攻撃力の片りん見せる 立正大淞南
立正大淞南は、なかなかボールをキープさせてもらえず苦しい試合展開を強いられたが、...