山陰柴犬の子犬(資料)
山陰柴犬の子犬(資料)

 山陰地方の「地犬(じいぬ)」としてファンを増やす山陰柴犬の鑑賞会が19日午後2時から、鳥取県湯梨浜町宇野の宇野地区公民館である。保存と保護を担う山陰柴犬育成会が、飼育者同士の交流や飼育を検討する人に犬を身近に感じてもらう目的で、定期的に開いている。

 山陰柴犬は昭和初期、鳥取の因幡犬と島根の石州犬を掛け合わせて生まれた。絶滅の危機もあったが、愛好家らの地道な活動で乗り越えてきた。

 当日は山陰柴犬の歴史や特徴、飼育方法を解説するほか、実際に飼育している人が愛犬を連れて集まり交流する。飼育に関する相談も受け付ける。

 問い合わせは山陰柴犬育成会の松本守人さん、電話090(3639)1381、メールmorito33@3inshiba.com