島根県と鳥取県が31日、それぞれ822人、656人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。30日確認分。島根で感染者1人の死亡が確認され、累計死者数は188人となった。新たなクラスター(感染者集団)は島根で3件、鳥取で6件確認された。
島根県で、診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市308人、出雲市143人、浜田市59人、雲南市51人、益田市44人、安来市41人、大田市29人、邑南町17人、隠岐の島町16人、江津市10人、吉賀町9人、奥出雲町5人、飯南町4人、川本町3人、津和野町2人、西ノ島町1人。ほかに医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者80人。
クラスターは益田保健所管内の障害者福祉施設5人、出雲、浜田両保健所管内の高齢者福祉施設でそれぞれ10人。県内累計は940件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、米子316人、鳥取市225人、倉吉115人。クラスターは鳥取市内の高齢者福祉施設3カ所計37人、東伯郡内の高齢者福祉施設8人、倉吉市内の社会福祉施設7人、県立倉吉東高校8人。県内累計は748件となった。
累計感染者数は島根13万7160人、鳥取11万1324人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計447床)が57・7%、鳥取(351床)が46・2%。宿泊療養は島根16人、鳥取20人。重症者は島根2人で、鳥取はいない。
(中島諒)