島根県と鳥取県が２日、それぞれ５９６人、５３２人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも１日確認分。１２月３１日の感染確認分は島根６８０人、鳥取７７０人だった。島根では両日で計５人が死亡し、累計死者数が１９３人になった。新たなクラスター（感染者集団）は松江市内の医療機関を含む計５件。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県内で診断した医療機関の所在地別内訳は、１日確認分で松江市２０３人、出雲市１１１人、雲南市４１人、益田市３６人、安来市３４人、浜田市２０人、隠岐の島町１９人、江津市１２人、津和野町１０人、大田市８人、邑南町６人、飯南町４人、川本町２人、吉賀、海士、西ノ島各町１人。医療機関で診断を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録したのは８７人。３１日確認分は出雲市１６９人、松江市１６２人、益田市５２人、浜田市５０人、雲南市４５人、安来市３６人、大田市２６人、奥出雲町２２人、隠岐の島町１５人、江津市１３人、邑南町１１人、飯南町１０人、津和野町６人、川本、吉賀、海士、西ノ島各町各１人。自主検査での登録者は５９人。
クラスターは松江市内の医療機関で４１人。残る４件は高齢者福祉施設で出雲保健所管内９人、県央保健所管内６人、益田保健所管内の２カ所でそれぞれ７人と６人。累計は９４５件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、１日確認分が米子２５９人、鳥取市２２４人、倉吉４９人。３１日確認分が鳥取市３３３人、米子３０４人、倉吉１３３人。新たなクラスターは確認されず、累計７４８件のまま。
累計感染者数は島根１３万８４３６人、鳥取１１万２６２６人。病床使用率は島根（即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計４８８床）が６２・３％、鳥取（３５１床）が４４・７％。宿泊療養は島根１１人、鳥取２２人。重症者は島根１人、鳥取はいない。
（高見維吹）
