3日午後7時半ごろ、倉吉市上井町1丁目のラウンジ「No.38」で、身長170センチくらいの男が経営者の女性(38)の頭を殴り、売上金など現金約15万円を奪って逃走した。女性は全治約2週間の打撲を負い、鳥取県警は強盗傷害事件として捜査している。
【詳報】倉吉のラウンジ強盗傷害、通報の女性が取り調べに「うそです」
倉吉署によると、入り口から接客スペースに続く店内通路で開店の準備をしていた女性は、背後から突然後頭部を殴られた。男はその後、通路脇にあったレジ内の売上金と、レジ近くにあった女性の財布から現金を奪い、入り口から逃げたとみられる。男は犯行中は無言で、野球帽をかぶり、黒色のダウンジャケットのようなものを着ていたという。
女性が同日午後9時ごろに倉吉署に通報した。
店は休業日だったが、女性は来客の可能性があり、出勤していた。
現場はJR倉吉駅(倉吉市上井)から南約500メートルの県道沿い。当日は20歳を祝う倉吉市の「はたちのつどい」があり、普段より人出が多かったという。