JR倉吉駅(倉吉市上井)近くの繁華街にあるラウンジで発生したとされる強盗傷害事件について、倉吉署は6日、女性(38)が虚偽の被害を通報したとしたとして、事件性はないと発表した。同署は女性を偽計業務妨害や軽犯罪法違反(虚偽申告)の疑いを視野に捜査を進める。
倉吉署によると、同日午後の取り調べで「男が来て暴力を振るわれ、お金を取られたというのはうそです」と話したという。県警は周囲の防犯カメラや関係者への聴取などの捜査とも矛盾がなく、狂言だったと判断した。
女性は3日夜、倉吉市のラウンジで男に暴行され、売上金と女性の財布の現金計約15万円が強奪されたとして倉吉署に通報していた。