来場客と記念撮影に応じる片岡鶴太郎さん(左)=米子市西福原2丁目、米子天満屋
来場客と記念撮影に応じる片岡鶴太郎さん(左)=米子市西福原2丁目、米子天満屋

 俳優や画家などマルチに活躍するタレントの片岡鶴太郎さん(68)が7日、作品展を開いている米子市西福原2丁目の米子天満屋を訪れ、100人のファンと触れ合った。

 鳥取県内での作品展は、倉吉市で開いた2021年以来。「いのちの讃歌(さんか)」をテーマに、独自の筆致で生き物などを描いた墨彩画や油彩画、作陶と絵付けを手がけた陶磁器、計110点を展示している。

 昨年のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」出演で、あらためて茶の間に浸透したことを表すように家族連れの姿も多く、片岡さんは自身の画集にサインしながらファンと笑顔で言葉を交わし、記念撮影にも応じた。取材に対し「生きているから色がある。ウクライナ侵攻やコロナ禍で命の尊さを一層感じるようになった」と語った。

 家族3人で訪れた米子市内の会社員倉敷良成さん(40)は「躍動感のある作品ばかりで、ご本人にはとてもオーラがあった」と話した。

 会期は16日まで。入場料は一般千円、大学生以下800円、小学生以下無料。

   (井上誉文)