島根県と鳥取県が14日、963人、910人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。13日確認分。クラスター(感染者集団)は島根で7件、鳥取で4件発生した。両県とも感染者5人が死亡し、累計死者数は島根237人、鳥取207人。鳥取の死者の内訳は80代が2人、50代、70代、90歳以上が各1人だった。
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市271人、出雲市258人、浜田市59人、安来市57人、大田市49人、雲南市47人、益田市37人、隠岐の島町19人、江津市と邑南町各16人、奥出雲町15人、津和野町9人、川本町と海士町が各8人、吉賀町7人、飯南町5人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者は82人だった。
クラスターは、松江市の障害者福祉施設で7人、出雲保健所管内の高齢者福祉施設2カ所で6人と5人、県央保健所管内の高齢者福祉施設で15人、雲南保健所管内の高齢者福祉施設で11人、浜田保健所管内の医療機関で7人、隠岐保健所管内の高齢者福祉施設で7人が感染。県内の累計は1003件。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市384人、米子345人、倉吉181人。
クラスターは、鳥取市の医療機関で8人、事業所で7人、鳥取西高で6人、東伯郡の事業所で9人が感染。累計は787件。
累計感染者数は島根15万1676人、鳥取12万6237人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計543床)65・6%、鳥取(確保病床351床)46・4%。宿泊療養は島根14人、鳥取24人。重症者は島根1人、鳥取はいない。
(中島諒)