島根県と鳥取県が16日、300人、413人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。15日確認分。クラスター(感染者集団)は島根で2件、鳥取で2件発生。島根で2人、鳥取で60代と年代非公表の2人の感染者が死亡し、累計死者数は島根245人、鳥取211人となった。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市71人、出雲市48人、大田市29人、浜田市27人、雲南市14人、安来市と隠岐の島町が各10人、江津市と邑南町が各8人、益田市5人、川本町4人、津和野町と海士町が1人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が64人だった。
クラスターは、雲南保健所管内の高齢者福祉施設で6人、県央保健所管内の学校で17人が感染。県内の累計は1008件。
関係者の感染で出雲市立幼稚園が休園。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市162人、米子159人、倉吉92人。
クラスターは米子市の認定こども園で6人、北栄町の北条こども園で8人が感染。累計は794件。
関係者の感染で鳥取市の米里小が学年閉鎖。
累計感染者数は島根15万2591人、鳥取12万7480人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計531床)63・7%、鳥取(確保病床351床)45・3%。宿泊療養は島根16人、鳥取24人。重症者は島根、鳥取ともいない。
(青山和佳乃、藤井俊行)